お豆腐はシンプルがいちばん!『とうふさんがね・・』作:とよたかずひこ(童心社)

とうふさんがね・・ 《happy》楽しくなりたいとき
画像出典:童心社

とうふのおっちゃんが教えてくれる、豆腐のおいしい食べ方!

効果音のかわいい絵本です。

ねぎと豆腐って合う

豆腐1丁と思われる、とうふさん。

ねぎを背負って、はしる!

すごくかわいいです。

それに続く、豆腐の子どもたちもかわいい!

とうふさんたちのはしる音がピッタリすぎて、無意識に微笑んでしまいます。

そして、シンプルすぎるとうふさんの調理も面白い!

確かに、豆腐はシンプルに食べるのがおいしいですが!(笑)

絵もシンプルで、豆腐だからか基本は白いページに描かれています。

白いページに白いとうふさんがいて、地味かと思いきやそうでもありません。

ネギがよく映える!

また、だんだん豆腐の子どもたちが増えてきて賑やかさが増していく様子も素敵です。

かわいくて、面白くて、おいしいこの絵本は『おいしいともだち』シリーズのひとつ。

他に”なにさん”がいるのか見ていきましょう。

納豆は意外とはやい

この『おいしいともだち』シリーズは、ぜんぶで12種類出ています。(※2019年1月現在)

絵本の主役はメロン・バナナ・とうもろこし・とまと・いちご・おいも・りんご・すいか・なっとう・とうふ・おにぎり・たまご

この食べ物を見たときに、子どもが食べられるものから描いているのかなと思いました。

しかし、なっとうさん!?

納豆ってそんなに小さい頃から食べていたのでしょうか。

記憶はないのですが、調べてみるとなんと納豆は離乳食に最適との情報がありました!

一般的には生後7〜8ヶ月頃から熱を加えて、柔らかくすれば食べさせてあげられるようです。

スゴイ!

そして、やっぱりこの『おいしいともだち』シリーズは赤ちゃんの食べられるもの、身近なものから描かれていると推察されます!

『おにぎりくんがね・・』が、いちばん最初の作品で、発行は2008年9月です。

「○○さんがね」のバージョンと「○○くんがね」のバージョンのどちらもあります。

たとえば『ばななくんがね』や『すいかくんがね』など。

今回の『とうふさんがね・・』は”さん”ですが”とうふのおっちゃん”と呼ばれていますので、特に性別は関係なさそうです。

ちなみに作者のとよださんは、宮城県生まれの男性。

早稲田大学をご卒業され、フリーのイラストレーターを経て絵本作家としてデビューされた方です。

著書には『ワニのバルボンさん』シリーズ(アリス館)や『ぽかぽかおふろ』シリーズ(ひさかたチャイルド)などがあります。

また、紙芝居もつくられており、絵本と紙芝居を合わせるとなんと140以上の作品を生み出しているというスゴイ方です!

よむ前には、豆腐の買い出しを!

オチがかわいくて最高です!

豆腐の子どもたちが「おっちゃんどうする?」と心配するなか、おっちゃんの下した決断が男らしすぎる!

決断を下す前の決め台詞には、見開き1ページ使われていて、その頼もしさがよく伝わってきます。

このシーンをぜひ見てほしい!

さいごの終わり方を目の当たりにすると、思わず笑ってしまうとともに「あ、豆腐食べよ」となってしまう。

我が家には常に豆腐が常備されていますので、いつ読んでも大丈夫です!

みなさんも『とうふさんがね・・』をよむ前には、お豆腐をかっておきましょう(笑)