気づかないか〜『ピクニックにいこう!』作・絵:パット・ハッチンス/訳:たなかあきこ(徳間書店)

きこえるきこえるふゆのおと 《happy》楽しくなりたいとき

めんどり、がちょう、かもの3羽がピクニックに行くお話です。

あくまでもわたしの予想ですが、最終的には人数が倍になってピクニックすることになるのではないでしょうか。

そんなちょっぴり不思議なピクニックは、3羽がおのおの好きなものをお弁当に用意するところから始まります。

木苺・りんご・洋梨をかごに入れ、とにかく楽しそうに歩いていきます。

しかし、3羽が慎重に場所を選んでしまったがために事件が発生。

おおらなかな3羽はだれもその被害に気づきません。

そんなこんながありますが、最終的には素敵なピクニック場所を見つけることができます。

読めば、ピクニックに行ってお弁当を食べたくなる絵本です。

楽しくなりたいときや、お腹をすかせたいときにぜひ読んでみてください。

ちなみに、作者のパット・ハッチンスさんは、イギリス・ヨークシャー出身の女性。

線や色のハッキリとした絵を描かれる方で、すべてを言葉にせず、読者の想像力をかきたてる絵本が多い印象です。

代表作には『ロージーのおさんぽ』や『ティッチ』また、ご主人のローレンス・ハッチンスさんと共作された『家がながれて大航海』などがあります。

そして、ハッチンスさん同様”ピクニック”の発祥もイギリスかと思ったら、違った!!

そんな意外と説明できない”ピクニック”について、解説していきます。

ピクニックとハイキングの違いは目的。

ピクニックといえば、家族や友人とレジャーシートの上でお弁当を食べるというイメージを持っている方が多いと思います。

おおむねそのイメージで間違ってはいないのです。

でも、ハイキングとの違いについて説明できない方、結構いるのではないでしょうか。

違いはズバリ”野外での食事”を目的とするか”歩くこと”を目的とするかということです。

ピクニックが”野外での食事”を目的としており、移動手段は何でもOKなことに対し、ハイキングは野外を歩くことが目的なため、移動手段は必ず徒歩になります。

もちろん、ハイキングの場合も途中で軽食を取ることはありますが、野外の食事のために歩くのであれば、分類上はピクニックです。

そして、ピクニックの発祥はフランス。

その後、イギリスにピクニック文化が伝わり”ピクニック先で調理する”という英国式ピクニックが誕生しました。

浮かれすぎると、こうなります。

ピクニックは、とても楽しいですよね。

特に小さい頃は、楽しみすぎて前日眠れなくなることもありました。

しかし、楽しみで浮かれてしまうと…何かしらやらかします。

転ぶ、お弁当をダメにする、前日寝れなかったから眠くて遊べないなど(笑)

この3羽も、浮かれていたんでしょう。

浮かれた結果何が起こったのか、またその時の3羽のおおらかさや、最後はどうなるのかなど実際みていただきたいシーンがたくさんあります!

ぜひ、楽しくなりたいときやお腹をすかせたいときに読んでみてください。