素晴らしき効果音!『パパ・カレー』作:武田美保(ほるぷ出版)

パパ・カレー 《hungry》食欲をわかせたいとき
画像出典:ほるぷ出版

”パパ”のこだわりカレー、そのレシピを楽しく教えてもらえる絵本です。

表紙で晩ごはんが決まる

みんな大好き、カレーライスの絵本。

カレーの絵本はたくさん種類があります。

これは、レシピ絵本と呼ぶにふさわしい絵本です。

シェフは、パパ。

パパはまず、野菜を切り、お肉を切り、一度すべて炒めてから煮込み始めます。

読んでいて感じる、調理する音の素晴らしさ!

調理音はすべてが「そうそうこんな音!」と感じられる納得の音、そして食欲がわく音です。

ページをめくりながら、パパシェフのこだわりカレーを一緒に作っている気持ちになります。

楽しくて、表紙だけを見てもカレーが食べたくなる絵本です!

アウトドアのおかげか、カレーは男性がとても上手に作るイメージがありますよね。

そう言えば、なぜアウトドアでカレーを食べるようになったのでしょうか。

意外と知らないカレーの歴史について調べてみました!

カレーは国民食

カレーはもともとインドの食べ物です。

しかしインドのカレーと日本で食べられているカレーは、見た目からして全然違いますよね。

その理由は、インドで生まれたカレーがイギリス経由で日本に伝わったため。

日本にやってきたカレーは、既にイギリス製のカレー粉を利用して作られたものだったようです。

その後、日本で独自に進化していったことから、同じであるはずのインドカレーとは異なるものになりました。

ちなみにハウス食品【カレーの日本史】によれば、日本でカレーが流行ったのは明治時代。

このころ牛肉は「文明開化」の象徴となり、急速に普及。その手軽な食べ方としてカレー愛好をうながしました

上記のように書かれており、かなりざっくりですが、明治維新が起きたからカレーが流行っていったとも言えそうです。

そして、明治36年には初の”国産カレー粉”が発売されることとなり、翌年にはカレーうどんも誕生しています。

うどんになるスピードに驚き!(笑)

明治の終わりには、じゃがいも・玉ねぎ・にんじんという具の定番になったそうです。

学校給食において全国統一献立の初メニューにカレーライスが選ばれ、その結果、統一給食が出された1月22日が「カレーの日」となりました。

またS&Bカレー.comによれば、日本人は1年間でひとり73回もカレーを食べているんだそうで、カレーは国民食で間違いなさそうです。

しかし、気になっていたアウトドアでカレーを食べる歴史については、わからずじまい…

アウトドアでカレーを食べる理由としてみつかったのは以下の3つです。

  1. すべてに熱を通すため、食中毒になりにくい
  2. お皿がひとつなので、洗い物が少なくてすむ
  3. 味の失敗が少ない

言われてみれば確かにという内容ですね。

カレーは大好きなのに、こうして調べてみたのは初めてでした。

たまには身近なものについて調べてみるのも楽しいですね〜。

使用法

この絵本は、もちろんひとりで読んでも楽しめます。

しかし、以下のような使い方もできるのではないでしょうか。

まず『パパ・カレー』の表紙を見せて、家族や友人がカレーを食べたくなるように仕向けます。

なぜ表紙かというと、表紙のカレーがいちばんリアルに描かれており、これを見ればあっという間にカレーの口になってしまうからです。

あとは簡単、絵本を見ながらみんなで調理する!!

絵本のとおりに、パパにお願いするのもアリだと思いますし、友達と一緒に作っても絶対楽しい!

カレーはひとり分作るのがメンドウな食べ物ですし、アウトドアだけではなく、みんなで作って食べるのもよいのではないでしょうか。

どうしてもカレーが食べたいときってあると思うので、そういうときには是非つかってみてください(笑)

そう言えば、絵本の中でものすごく気になることがあります。

表紙をめくって最初に描かれている絵、左から【福神漬】【チーズ】【らっきょう】【紅生姜】の4つ。

おそらく、カレーに合う食材を描かれているのだと思うのですが、紅生姜は知りませんでした!

今度カレーを作るときは、紅生姜と一緒に食べてみようと思います!

このようなカレーの食べ合わせも各ご家庭で進化していそうですし、みんなでカレーを作れば、予想外の食べ合わせも発見できるかもしれません!

みんなでカレーを作るために『パパ・カレー』をご活用ください。