3回続けてよんでしまう絵本『こねこにこにこ ねどこでねころぶ』文:石津ちひろ/絵:藤枝リュウジ(BL出版)

こねこにこにこねどこでねころぶ 《daze》ボーっとしたいとき
画像出典:BL出版

”ことばあそびの絵本”ということで、声にだしたくなるような楽しい文と、その文にピッタリな絵が描かれています。

正直、つまらずにスラスラ読むのはむずかしい文です。

でも、どんどん読みたくなります!

つい声に出して読んでしまう絵本のため、ボーっと声に出さずに読み始めても最終的には声に出して何回も読み返してしまうでしょう。

純粋に文を絵におこしているという感じなので、思考能力が著しく下がっているときでも簡単に理解できるはずなので、ボーッとしたいときにオススメです。

絵については脱力系で、なんとも癒やされます。

…どこかで見たことがあるような気がする絵です…どこでしょう。

このなんとなく懐かしい絵、どこで見たのか知っている人も多いはず!

正解は、あのテレビ番組!

懐かしい!

文を作られている石津ちひろさんは、早稲田大学文学部仏文科卒業の女性。

フランス滞在のご経験から翻訳家としても活躍されている方で、ブロンズ新社の絵本『リサとガスパール』シリーズの翻訳などをされています。

絵本作家としての代表作には『なぞなぞのたび』(フレーベル館)『くだもの だもの』(福音館書店)『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)などがあり、回文や韻をふむ達人と呼んでもよいほど、読み終わってすぐにまた読み返したくなる絵本をたくさん生みだしている方です。

絵を描かれている藤枝リュウジさんは、東京藝術大学工芸科卒業の男性。

”絵本作家” ”イラストレーター” ”アートディレクター”といったさまざまな顔をもっています。

そして、グッチ裕三さんが出演していたNHK教育テレビのこども番組「ハッチポッチステーション」のキャラクターデザインをされた方なんです!

言われてみれば、このゆるさ…思い出しました!

ジャーニーとダイヤさん、トランクに…エチケットじいさん!!

懐かしくて興奮してしまいましたが、絵本の内容はハッチポッチステーションとは何も関係ありませんのでご注意ください(笑)

絵本を読んでいて「なんとなく懐かしい」と感じる方が多そうです。

家で読んでください

この絵本は、ほんとうに自然と音読してしまいます。

そのため気をつけなければいけないのが、人前でうっかり声を出して読まないようにすること。

図書館で読んでいて、無意識のまま声を出して読み上げているなんてこともあるかもしれません。

ただ声に出すならいいですが、読み間違えてしまったりなんかしたら、より顔が真っ赤になってしまうなんてことも…

スラスラ読むのはわりとと難しいです、ほんとに。

わたしなんかは、絵本の名前も”こねこねこねこ”って間違えて読んでいました…お恥ずかしい。

ぜひ、家でゆっくり読むことをオススメします。

文も絵もどちらもボーっとしたいときに楽しめる絵本『こねこにこにこ ねどこでねころぶ』をぜひ読んでみてください。