ぜんぶがぜんぶ美味しそうな絵本!
アイス三兄弟のちょっぴり危険なぼうけんのお話です。
めくってすぐにおいしそう
すごい絵本を見つけました。
表紙をひらけば、もうおいしそう!
ずらーっと並ぶアイスの絵が描かれています。
基本的には、チョコミントばかりを頼んでしまうわたし。
しかし、この美味しそうな絵を見ていると別の味も食べたくなります。
特にキウイパインがおいしそう!
そんなおいしそうなアイスの中から、ソーダラムネ・マンゴー・チョコミントの3つの味が主人公に抜擢。
3人は兄弟で、とても好奇心旺盛です。
ママから、こおりやまという山のことを聞いてすぐに、山に向かってしまう3人。
危険だというママの忠告を聞く前に走り出してしまい「3人は無事に帰ってこられるのか!?」という内容です。
現実世界なら、すぐに捜索願いを出さなくてはいけない状況の絵本をおいしいハッピーエンドに導かれたのはさとうめぐみさん。
実はさとうさんには、佐藤芽実さんとして日本画家としてもご活躍されています。
絵本とはぜんぜん雰囲気のちがう素敵な絵です!
どっちも好き!
くわしくはさとうめぐみ*佐藤芽実を見ていただき、ぜひ日本画の画像もご覧ください!
絵本のかわいらしい絵とはちがう、日本画特有の艶やかな感じのする美しい絵ばかりです。
絵本の絵もかわいくて好きですが、日本画もどちらも好き!(笑)
こちらでも簡単にさとうさんのプロフィールをご紹介します。
1993年に東京芸術大学大学院美術研究科日本画専攻を修了されたさとうさん。
その1993年に取手市長賞を受賞されました。
翌年には多摩美術大賞展大賞を受賞されるなど活躍のスピードが早い方です!
そして2004年に絵本『まじょのほうき』(ハッピーオウル社)を発売され、この頃から絵本作家としてもご活躍されています。
この『まじょのほうき』は2013年に第4回ようちえん絵本大賞を受賞した作品。
最近のさとうさんの作品は、この『アイスキッズのぼうけん』のような食べ物をモチーフにした絵本が多いようです。
ダイエット中は読んではいけません
アイスキッズたちの冒険の様子は、ほんとうにおいしそう!!
木はポッキーだし、犬もアイスだし、ハイチュウやマーブルチョコのような虫もいます。
出てくる登場人物たちも、パフェやドーナツなどで「みんな食べたい!」となってしまう(笑)
でもいちばん食べたくなるのは、やっぱりアイスです。
アイスキッズたちが頑張ってこおりやまへ向かう途中に、すごくおいしそうな変化を遂げます。
長い間そのままではいられないのですが、このチョコミントくん間違いなくおいしい!
「でもな、結局そのままがいちばんおいしいかな…」なんて考えていると、「あ~チョコミントアイス食べたい〜!」となってしまいます。
好みによって何のアイスを食べたくなるのかはちがうでしょう。
ただ、この絵本を読めば必ずアイスが食べたくなるのは間違いなしです!
だから、ダイエット中は絶対に読んではいけない絵本、それが『アイスキッズのぼうけん』
このおいしい冒険絵本をよんで、アイスを堪能してください!